大阪二日目、大阪城へ行きました。
大阪城は、大きな石垣に囲まれて立っていました。
すでに、足はボロボロで、歩きたくないのに・・・
お城があるところまではかなり歩くことになりました。

お城の中までは入りませんでしたが、見晴らしもよくここまで来てよかった✨と思いました。
途中で見つけた「大阪グルメEXPO2025」の文字
「美味しいたこ焼きが食べられるかも✨これは行くしかない!」と、行ってみることにしました。
しかし、実際に行ってみると
「なんかイメージが違う・・・」と、思いました。
何軒ものお店が並んでいるのに、人の気配があまりないのです。
しかし、隣に立っているテントの中は、嘘のように人で溢れかえっているのです。
ようやく見つけた たこ焼きのお店で注文しようとすると、
店員さんから「あちらにある看板のQRコードから注文して、その後で支払いに来てください」と言われました。
看板を探しQRコードを読み込み、メニューからたこ焼きを選びました。
そして、支払いに行くと・・・
「現金は使えません」「SuicaもPayPayもダメなんです」
使えるのはクレジットカードのみというではありませんか!
通常は持っていないクレジットカードですが、たまたま持っていたから購入できたものの、いつものように持っていなかったら、たこ焼きすらゲットできなかったということですよね。
さらに驚いたのは、注文と同時にLINEの友達に追加され、出来上がりの連絡がLINEで来るというシステムだったのです。
大阪EXPOが未来社会の実験場であるという噂を聞いていましたし、電子マネー限定という話も聞いていました。
しかし、交通系ICカードが使えたので、不自由は感じないでいたのですが・・・
たかが「たこ焼き」一つ食べるのに、ここまでデジタルに管理され、選択肢を奪われるような感覚に、
「一体なんなの?」と強い違和感を覚えました。
このシステムは、脱税を防ぎ、お金を一箇所に集めるには有効なのかもしれません。
しかし、私にはどうしても受け入れがたい、不快感が残り、すぐにその場を後にしました。
落ち着いて考えてみると、
世の中とは振り子のようなもの
今、電子マネーがやたらに推進されているけれど、電子マネーのとは反対側にある 紙幣でのやり取り 地域通貨 物々交換 というのも一部では活性化する可能性だってあるのでは・・・と、考えながら、大阪城を後にしました。