大阪EXPOで、シンガポール館に並ばずに入ることができたので、立ち寄ってみました。
シンガポール館には、自分の夢を書いて光の玉にするというコーナーがありました。
書いた夢に息を吹きかけ、そっと手を放すと、光の玉は上へと昇っていきます。
その後、 緩やかなスロープを上って2階へ行くと、円形のスクリーンに映像が映し出され、
あるタイミングで光のシャボン玉が現れては弾け、そこに書かれた夢が一瞬表示されて消えていくという仕掛けでした。
とても楽しかったです。
残念ながら私のシャボン玉は見つけられませんでしたが、
「いつか現れるかな」と期待しながら見上げていた時間は、心地よいものでした。
皆が豊かで幸せな未来を思い描けば、きっとそれは現実になるはず!
こんなワークショップをいつか開催してみたいと思いました。
小さな国が集まっているパビリオンにもいくつか足を運びましたが、なかなか興味深かったです。
個人的には、アメリカ館よりも楽しめました。

もう一つ大阪EXPOで感動したことを付け加えると、
会場に入る前のコインロッカーを探していて、案内係のお兄さんに尋ねてみました。
すると、「はい、こちらです」と、3分ほど離れた場所にあるコインロッカーまでわざわざ案内してくださったのです。
そこまでしていただかなくても私は大丈夫よ~と思いましたけれど、ありがとうと心から思いました。
今回の万博は、チケットの購入も大変だったと聞きますし、
行かないと答えている人も多いようですが、
平日にもかかわらず、想像以上の人の多さに驚きました。
実は、大阪万博に対して、怖いイメージしかなかったのです。
情報漏洩の問題や裏事情的なネガティブな情報に反応していたのです。
しかし、実際に行ってみて、「思っていたほど悪い場所ではない」という経験ができました。
それは私にとって、大きな発見だったように感じています。
脳は、自分の中の万博のイメージと合致する要素を無意識に否定しようとするからです。
大阪EXPOに行ったことで、自分に対してどこか寛容になれたのかもと思っています。
とは言っても、「大阪EXPOに行ったほうが良いですよ」とは思っていません。
行く時期によっても、天候によっても、人によってもそこで経験することが変わってくるからです。
悪いことばかりではなかったことを残しておこうと思って投稿します。